2011第1回大阪展「わたしと私のたからもの」

2011年 11月25日~27日
「南北コリアと日本のともだち展」おおさか展

 

今年の共同制作「ともだち列車」

韓国からやってきた子どもたち

ワークショップにもたくさん集いました

「ともだち列車」づくりがはじまるよ

トークセッションに熱心に聞き入る

展示会場に自分の列車をかざります

できあがり!みんなで記念撮影です

11年目の今年は、「大阪実行委員会」を初めて結成し、一年のスタートとなるおおさか展を、大阪国際交流センターで開催しました。絵画展のほかにトークイベント、子どもワークショップを実施。 さらに、韓国からの子どもたちを招いて大阪市内の学校を訪問したり、ホームステイをお願いしたりと、盛りだくさんの内容でした。

 

■おおさか展

とき:11月27日(日)
ところ:大阪国際交流センター(上本町)1Fギャラリー

今年のテーマは「わたしと私のたからもの★」。韓国、朝鮮、中国のほか、大阪や東京などに住む小・中学生の作品、150点あまりを展示しました。  家族や友人、大切なペットといったものから、故郷の風景、地域の名産品をじまんする絵など、いろいろな作品が並びました。  
また、北東アジアの各地を巡ってきた「つなぐ*つながる*ともだち列車」の作品が、会場の中心に登場。ピョンヤンの子どもたち、ソウルの子どもたち、東京や横浜の子どもたち、中国・延吉の子どもたち…  色とりどりの列車とその「乗客」たちが一堂に会しました。  
この会場では1日だけの開催でしたが、たくさんの方の来場がありました。  

 
 

■とーくせっしょん

とき:11月27日(日)14:00-16:30
ところ:大阪国際交流センター2F会議室AB

今回、大阪のみなさんに「ともだち展」のお話をゆっくり聞いていただこうと、韓国の協力団体・オリニオッケドンム事務総長の黄允玉(ファン・ユノク)さん、絵本作家の浜田桂子さんをスピーカーにお招きしました。  黄さんからは、オリニオッケドンムと「ともだち展」の取り組みについて、  浜田さんからは、何年もかけて日・中・韓の絵本作家たちとともにつくってきた「平和絵本」のことについて、北東アジアの平和を念頭に置きながらお話いただきました。  
後半は、コリアNGOセンター事務局長の金光敏(キム・クァンミン)さんがコーディネーターとなって、黄さん、浜田さんとのトークセッション。ともだち展や北東アジア地域に限らない、子どもたちをとりまく環境について、会場からも次々に声があがりました。  

 
 

■子どもワークショップ

とき:11月27日(日)14:00-16:30
ところ:大阪国際交流センター3F会議室

韓国からやって来た協力団体・オリニオッケドンムの子どもたち5名と、日本に住む子どもたち約20名が交流会を持ちました。  
参加してくださったのは小学1年生から中学生までさまざま。ボランティアのお兄さん、お姉さんといっしょに、ゲームを楽しんだあとは、横浜・東京・ソウル・ピョンヤン・延吉…とつながってきた共同制作「ともだち列車」づくり。  
韓国から来たおともだちには、「駅」もつくってもらって、たくさんの新たな列車が加わりました。  

◇じゃんけん列車(じゃんけんをして一列につながろう)
◇仲間探しジェスチャーゲーム
◇グループ対抗!3D間違い探し
◇共同制作「つなぐ*つながる*ともだち列車」
など

 
 

■学校訪問

とき:11月25日(金)
ところ:大阪朝鮮第四初級学校、 大阪市立御幸森小学校

大阪市生野区にある、東西600mにわたるコリアタウン。この地域には、ふたつの小学校が隣接してあります。韓国から来たオリニオッケドンムの子どもたちは日本滞在中、この2校を訪問しました。

午前中はそのひとつ、大阪朝鮮第四初級学校へ。いろいろな学年の授業時間を参観させていただき、最後の音楽教室では韓国の子どもたちも知っている歌をみんなでうたいました。(写真)
お弁当の時間が終わったあとも、校庭でサッカーやバレーボールも楽しみました。最後に、韓国の子どもたちが作ってきた名刺をみんなに配ると、朝鮮学校のみなさんも嬉しそうに受け取ってくれました。

そのあと訪れたのは、道をはさんだ向かい側にある大阪市立御幸森小学校。ちょっと日が陰ってきて寒くなる時間でしたが、御幸森小の子どもたちといっしょに校庭で元気にドッジボールの試合をしました。
また、放課後にひらかれている「民族学級」(朝鮮半島にルーツを持つ子どもたちが参加するクラス)も参観。週末におこなわれる校内発表会に向けて、サムルノリの練習をしていました。
先生の指導で、チャンゴ、プク、ケンガリ、チンという4つの伝統楽器を熱心に練習する様子に、韓国の子どもたちも「韓国でもこんなにしっかりと演奏する機会はないです」と驚いていました。

秋のとても忙しい時期にあたたかく迎えてくださったみなさん、先生方に感謝です!

 

第1回
第1回2
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です