東京・第3回セミナー 朝鮮半島分断の歴史的背景と北朝鮮の社会体制

7月21日(土)16:00~ 東京 日本国際ボランティアセンターで
東北アジア大学生平和交流プログラムの第3回セミナーを実施しました。
大学生5人と今回平壌に同行する大人たちもオブザーバーとして加わり、
立教大学の石坂浩一先生から朝鮮半島分断の歴史的背景と
北朝鮮の社会体制についてのお話を聞きました。
日本のマスメディアから伝えられる情報とはまた別の視点があることを学ぶ
意義深い時間でした。

北東アジア大学生平和交流プログラムin関西

7月1日(日)13時~18時 @KOREAN BOOK CAFE 책자리 ちぇっちゃり 第1回セミナーを以下の2部構成でおこないました。 (東京では第一回、第二回として行いました)   Ⅰ部 ヘイトスピーチから日本と朝鮮半島との問題を考える Ⅱ部 東北アジア近現代史のおさらい   関西だけでなく、九州からも来てくれて、全8名の大学生・専門学生が参加してくれました! 本プログラムでの学習会は、今後の人生において、異なる文化や歴史を持つ人々と交流するための「準備」としても位置付けています。

Ⅰ部 ヘイトスピーチから日本と朝鮮半島との問題を考える

第Ⅰ部ではまず、日本社会が抱える排外主義の問題を理解するために「ヘイトスピーチの現状」をとりあげました。はじめに、映像資料を見たあと、以下のようなトピックで話をしました。
  • ヘイトスピーチとは?(言葉の基本的な説明)
  • 裁判事例 (司法判断から社会規範へ)
  • ヘイトのバリエーション (出版や政治活動におけるヘイト)
  • なぜヘイトスピーチをするのか? (社会学によるヘイトスピーカー分析)
  • 「ヘイトスピーチ解消法」(これまでの成果と今後の課題)
  • ヘイトを“許さない”社会に(サイレントマジョリティにならないために)
  質問&ディスカッションタイムでは、 ・法規制が刑法にならない限り本当の社会規範にはならないのではないか ・関心をしっかり持った上で「対話」を目指すために、例えば在日コリアンの友人・家族など、「当事者性」を部分的に持つ人たちによる影響力は重要ではないか ・2000年あたりから日韓の文化的接近進むに連れて、逆にヘイトスピーチが急増するという事態をどう見るか などについて意見が出て、それに対する反応なども交換しました。さらに、実際のヘイトスピーチ現場に足を運んだ経験なども共有されたりしました。  

Ⅱ部 東北アジア近現代史のおさらい

続くII部では、「近現代史のおさらい」をテーマに、 まずは明治時代の「征韓論」から「大韓帝国併合」までの大日本帝国の動き、 つまり当時の日清・日露戦争の背景で進めた朝鮮半島支配のプロセスを追っていきました。 つぎに、1910年から45年におこなわれた日本による朝鮮植民地政策の特徴や、それを契機に多くの朝鮮人が渡日した背景などを見ていきました。 そこで、朝鮮の人々の仕事や土地が失われる政策や、創氏改名などの政策で民族性が奪われる実態などを確認しました。また、その時代を生きた在日コリアン1世の聞き取り証言を読んだりしました。   質問&ディスカッションタイムでは、 ・なぜ大阪市生野区に、これほど在日コリアンが多いのか、という地域史にかんする重要な質問が出たりしました。 ・また、現代の交流においても、歴史的事実を正確に認識した上で、相手に対する想像力を忘れてはならないなどの意見を交わしました。   終了したあとは、会場近くの韓国料理屋「ばんぐり」で懇親会ひらき、チーズダッカルビなどを食べながら参加者それぞれの交流を深めました!   今後は、訪朝をはじめとした報告会や、東京メンバーとの合同企画を楽しみにしています。   李明哲  

東京 第2回のセミナーが開催されました

「日本の植民地支配の歴史をふりかえる」

 
日時:2018年6月23日(土)17:00~19:00 場所:日本国際ボランティアセンター   7名の学生が参加。立教大学の石坂浩一先生を招いて実施されました。   まず近現代史の中からテーマを選んで一人5分で学生に学習発表してもらいました。 慰安婦問題、満州国、日本語教育、南北の建国神話についてなど。 同じテーマを選んだ相手に対して質問し合い、石坂先生がコメントをくれました。